「石川さん、この資料なんだけど……、おーい石川さ〜ん!」
相手が音楽を聞いて集中モードに突入中。
こちらの声が相手に全く聞こえていない…。
オフィスなどでよく見かける光景ではないでしょうか?
その都度大きな声を出したり、手を上げてみたり、気付いてもらうのに時間がかかってしまう。
反対に、「上司」や「同僚」に気を遣い、音楽を聞くことを我慢している方も多いかもしれません。
このような問題は、オフィスだけにとどまりません。
「サイクリング中やランニング中に音楽を聴いて走っていたら、車にぶつかりそうになった」
「好きな音楽に集中しすぎて、電車のアナウンスが聞こえずに、降りたい駅を逃してしまった」
などなど、街中で音楽を聴くことは、実は問題だらけでした。
そこで現在これらの問題を解決する、“新感覚” のイヤホンが発売されたのです。
2018年夏:日経トレンディでも注目されているイヤホン!初回生産がわずか4日で在庫切れ!
それが「ambie(アンビー)」です。
ソニーの技術を使うことで実現した、今までにない新感覚のイヤホン。
良質な音楽を楽しみつつ、「周囲の音」もしっかり聞こえるという画期的な性能が注目を集めています。
なんと発売4日後には、初回生産分が完売するという人気ぶり。
『日経トレンディ』が発表する「日経トレンディ上半期ヒット商品」にも選ばれるなど、現在、大流行の兆しを見せています。
一体、どこがそんなに “新感覚” なのでしょうか?
今回は、そんな話題の「ambie」の秘密に迫っていきたいと思います!
音楽を制限する、イヤホンの常識を変えたい!「ambie」開発秘話
今回は「ambie」の開発責任者である、三原良太(みはら りょうた)さんに開発秘話を語っていただきました。
—実際に使ってみましたが、これまでにない斬新な音楽体験に驚きました!そもそも「ambie」を作るきっかけはなんだったんですか?
▼三原さん
「イヤホン」や「スピーカー」に変わる、新たなデバイスを作りたい!と考えたのが、開発のきっかけです。
ポータブル機器などの発展により、様々な場所で “BGM” として音楽を聴くことが増えてきました。
現在はAppleMusicなどの「ストリーミング再生」なども盛んになったことで、プレイリストからその日の気分に合わせて、何かをしながら音楽を楽しむ “ながら聴き” という聴き方をされる方が非常に増えてきています。
このように音楽の「聴き方」は、時代の変遷によって変化しているのに、唯一変わっていないのが、音楽を聴くための「デバイス」だったのです。
従来型のイヤホンは、
音楽に集中できる構造になっていた反面、周囲の音を遮断して、外の音が聞こえづらく、外で聴くことには適していなかったのではないでしょうか。
そこで周囲の音を遮断することなく、無理なく音楽を楽しめることができるよう開発したのが「ambie」なのです。
外の音を遮断しないから閉塞感がなく、まるで「音楽を身にまとっている」ような、これまでにない心地よい “新体感” を得られるはずです。
その新体感を実現できた秘密は「ambie」だけの特殊な構造にあります。
ソニーの音響技術を活用した、独自のドライバーユニットを採用することで、耳を塞がない構造でありながら、クリアで臨場感あふれるサウンドを実現しています。
そしてあらゆる耳の形にもフィットするよう、大量のモニターデータを基に開発をすすめ、
どんな人にも音楽を楽しんでもらえるユニバーサルな設計を実現できたことが高い評価を得ている理由のひとつです。
—ただ「耳を塞がない」となると気になってしまうのが “音漏れ” なのですが、そこは大丈夫なのでしょうか?
▼三原さん
はい!パッと見は、ただ耳に装着しているだけのように見えるシンプルな設計ですが、ここに「ambie」独自の緻密な設計があるんです。
ambie独自の「音導管」設計により、まっすぐ、耳の中だけに音楽を飛ばすことを可能にしたんです!
これにより、抜群の “開放感” と “音漏れ” のしにくさを両立しています。
「閉塞感」や「圧迫感」はないのに、一般的なイヤホンと同等レベルまで音漏れを軽減させることができたんです。
このように、音楽を楽しみながら、周囲の音を聞くこともできる「ambie」ですが、活躍の場は、多岐にわたります。
これまで敬遠されがちであった、イヤホンを装着したオフィス業務も「ambie」なら実現できますし、
音楽を聞きながら、「自転車」や「車」にも注意を払うことも出来ます。
日頃から利用することの多い、電車やバスなどの交通機関の乗り降りもスムーズになり、音楽に集中しすぎて、「降りたい駅を乗り過ごしてしまった!」なんて事もこれからはなくなるはずです。
耳の中に入れるわけではないから、ストレスが少なく、長時間使用しても痛くなりにくいのも大きな魅力の一つ。
それに加え、今の季節だからこそ、ふさがった耳が汗で蒸れて気持ち悪いなんてこともなくなります。
コードが擦れることで聞こえるノイズや、耳を塞ぐことで、つい声が大きくなってしまうといったストレスもありません。
これだけの機能性に富んでいながら、デザインもとっても可愛く、この見た目が好きで購入する方も後を絶たないんだとか。
気になるお値段は、「5,940円(税込)」と誰もが簡単に試すことができる価格設定も、人気の秘密です。
またワイヤレスで楽しめる、Bluetooth対応モデルも「12,960円(税込)」で今年の4月に発売され、人気はさらに爆発中です!
カラーバリエーションも豊富で、全部で6種類。
定番色の白、黒以外にオレンジやグリーンなど、多種類取り揃えています。
これまでのイヤホンの常識を変えた「ambie」。
今までにはない “新感覚の音楽体験” を、是非皆さんも体感してみてはいかがでしょうか。